渋谷のダイニングバー

Shibuya, Tokyo
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【俯瞰】渋谷のダイニングバーの店舗設計、プロダクト、グラフィックなどのデザインおよびアートディレクション。音楽的な文化背景を題材として、サンプリングとコラージュによって空間の時間軸を揃え直し、その隙間に拠り所を作った。

【着想】半透明なスープの底をスプーンで掬う。積み上げた菱形の夜を連れて、ビルの隙間で鏡の群れが踊る。虹色に曇ったスクランブルは光を曲げて、氷が溶けて薄くなったココアの横には、ゆっくり回るジャズの円盤。

【成果】一夜の熱気に興じる。渦巻く欲望に誘われた彼らは、日の暮れた東京の中心で朝まで踊り続ける。不安定に形成されたサイクルは代謝を繰り返し、新しいもの好きな観客に刺激を与える。変わり続ける景色と変わらない熱狂。必要なのは埋もれないこと。そして流行りに負けない強い個性であった。